小沼(阿部)研究室

伴侶動物の予防医療や災害対策の研究により社会貢献を目指しています

研究室活動

主に伴侶動物におけるエビデンスのある獣医療を提供するための診断基準の構築や貴重な臨床データの集積による疫学調査、サプリメントなどの新規素材の開発など、これら各分野への臨床応用を目指しています。また、もうひとつの柱として臨床に必要なコミュニケーション能力に関する臨床心理学的研究や教育活動も積極的に行っております。また、2018年度より小沼が社会人向けの災害時獣医療支援人材養成プログラムを立ち上げ、災害動物支援研究会と共に活動しております。

研究紹介

当室では、獣医臨床における研究全般をテーマとしているため、学内だけでなく学外においても、大学、動物病院や企業との連携、共同研究を数多くしており、幅広い研究テーマに取り組むようにしております。

◆ 現在進行中の研究テーマ

【腸内細菌の研究】

  1. ウサギの腸管内マイクロバイオーム解析による健康状態・疾患と腸内細菌叢の構成関連の研究(共同研究:A先進医療研究所)
  2. 伴侶動物のクロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)感染調査(共同研究:医療危機管理学科)

【疫学研究】

  1. イヌの腫瘍性疾患における疫学調査により予防医療の構築(共同研究:ペット保険会社)
  2. 動物看護師/獣医師と飼主との獣医療における臨床心理学や獣医療面接(コミュニケーション能力)に関する質的・量的研究(共同研究:北里大学他)
  3. フェレットのコロナウイルス感染症の疫学調査(共同研究:山口大学/動物病院, 埼玉)

【シミュレーター関係】

  1. 獣医学教育に関わる身体検査および手術シミュレーターの開発(共同研究;2社)
  2. 動物看護教育に関わるシミュレーターの開発

【その他】

  1. 実験動物における吸入麻酔リスクの検討(共同研究:獨協医科大学実験動物センター)
  2. 希少な臨床症例の病理学的および臨床科学的研究(共同研究:日本大学獣医病理学研究室;動物病院, 仙台)

【ペット向けの新規サプリメントの研究】

  1. イヌにおける新規素材の水素系サプリメントの開発(受託研究:サプリメント関連会社)
  2. 犬猫の新規素材の抗酸化力のあるサプリメントの腎機能障害予防効果の検討(受託研究:サプリメント会社)
  3. 高IgE犬における抗アレルギー・抗炎症サプリメントにおける血中IgE低下効果の検討(受託研究:サプリメント会社)

【災害関係】

  1. 動物看護師の災害時獣医療支援人材教育制度(ペットの防災・減災)の構築(動物危機管理教育研究センター事業)
  2. 災害救助犬ヘルパー制度の構築(共同研究;日本捜索救助犬協会)

【野生動物分野】

  1. アライグマ疥癬症における病理組織学的調査(共同研究;東北の大学2校、日本大学他)
  2. 野生ウサギにおける腸内細菌叢の調査(共同研究)

News ニュース

2018-2019

2019年9月15日(日)

災害時動物支援研究会(DAAG)のメンバー(2年)の浮田さん、大槻君、瀬出井君、守田君、山口君と共に日本捜索救助犬協会のボランティアに参加してきました。施設設備作成や草むしり、訓練の補助などをしました。ご苦労様でした。

詳しくはこちら→https://www.facebook.com/jsrda

2019年9月1日(日)

日本捜索救助犬協会の顧問に就任しました。大学しかできない支援を考え、実行していきたいと思います。https://www.japan-srda.net/

2019.8.29

全国動物保健看護系大学協会幹事に就任し、本年中に一般社団法人化後される日本動物保健看護系大学協会では理事に就任します。大学における動物看護学教育に貢献してまいります

2019.8.20

NPO法人獣医学教育支援機構vetOSCE委員の会議に参加しました。正式に10月より獣医学教育に携る委員となります。動物看護学教育だけでなく獣医学教育にも貢献してまいります。

2019.8.14,19

小沼が賛助会員として関わっている日本捜索救助犬協会、代表の江口先生に、動物看護師の災害時のボランティアとして有益な活動についてインタビューをしたり、ボランティアとして災害救助犬の医学的ボランティアをしてまいりました。

2019.8.7-8.

阿部先生と小沼および小沼研究室室生全員が1泊で福島県浪江町で東日本大震災直後から私設シェルターにボランティア活動をしてまいりました。責任者の赤間さんにお話を伺ったり、ボランティアの中で、保護活動や復興の現状は現場にいかないと本質は分からないということを実感しました。引き続きできる限りボランティアを継続してまいります。活動報告は追って商業誌に掲載予定です。

2019.7.1

 特定非営利活動法人NPO日本コンパニオンラビット協会の監事に就任しました。理事長の霍野 晋吉先生と共にペットのウサギへできることから少しずつ社会貢献をしてまいりたいと思います。

2019.6.14

先日アクセプトされた共同研究している北里大学の木村先生の論文が発刊されました。獣医師会雑誌では2報目の質的研究と貴重な論文です。「動物診療施設を受診する飼い主が抱く解釈モデルの質的研究(木村祐哉、真田菜生、今井 泉、小沼 守、宮下ひろこ、矢野 淳、伊藤直之、日獣会誌、72:349-355、2019)」

2019.6.11

小沼研究室のユニホームであるスクラブが完成したので記念撮影しました(写真は画像集)。恥ずかしながら小沼の好きなコードブルー仕様です(^^)。

2019.6.1

 臨床獣医師向けの小動物内科専門誌であるSA Medicineに【食わず嫌いにさせない 獣医分野の文献を読み解くための「統計用語」解説】という連載が1-2年を予定に始まりました。第1回は感度、特異度、カットオフポイントです。統計の専門家ではありませんが、元開業医として苦労したからことできる解説をしたいと思います。 小沼 守. Journal of Small Animal Medicine (SA Medicine). No.121, Vol.21, -No.3, 66-69. 2019. インターズー, 東京.

 2019.6.1

 今年の3月に卒業した押之見君の卒論が畜産系獣医学術雑誌に掲載されました。牧場主という夢に向かってがんばれ、応援しています。押之見岳彦、三上隆弘、佐藤周史、小沼 守. アニマルウエルフェアの考えに配慮した牛舎環境の検討. 臨床獣医.37(6): 44-46. 2019.

2019.5.24

銚子の夕日を海上で見てきました。さすが日本一の夕日、いいもんですね(写真は画像集)。

2019.5.15-16

共同研究をしている獨協医科大学の寺田先生と共に「ラットにおけるイソフルラン吸入麻酔時のキャリアガス流量変化による影響(第66回日本実験動物学会通常総会, 寺田節, 前田幸弘, 小沼 守ら. 2019/5/15-16)の演題でポスター発表しました。今度は10月に開催される実験動物技術者協会総会にて4年の前田君が筆頭で発表を予定しています。

2019.4.1

4月から認定動物看護師の阿部仁美先生が研究室のメンバーになりました。一緒に伴侶動物の研究や教育活動を盛り上げてまいりたいと思います。

2019.3.25

小沼が分担執筆した「認定動物看護師教育コアカリキュラム2019 準拠 基礎動物看護学1 動物形態機能学 動物繁殖学(第4章生体の防御機構, 全国動物保健看護系大学協会カリキュラム委員会編, pp73-86, インターズー, 東京)」が上梓されました。あともう1冊も執筆中(汗)。

2019.3.21

日本獣医エキゾチック動物学会にて開催された2018年度症例発表会(大崎)にて小沼の関連する「一動物病院におけるフェレットコロナウイルス(FRCoV)感染例の実態調査(川崎まい、飯室翔稀、小沼 守他:ポスター)」、飼育下のウサギにおける飼養環境と腸内細菌叢の関連(浅野康子、小沼 守他:ポスター)、「アップストリーム治療により非持続性心室頻拍の改善を認めたウサギの1例(小野 貞治、小沼 守他:ポスター)」の3題を発表してまいりました。学生では当研究室の飯室君が共同研究者としてがんばって質問に対応しました。これで現4年生全員学会発表を終え、ほっとしています。

2019.3.20

小沼の監修した「動物病院スタッフのための犬と猫の感染症ガイド(監修:小沼 守/前田 健/佐藤 宏、緑書房)」が上梓しました。現場でインフォームドコンセントに有用なツールになれば幸いです

2019.3.15

認定動物看護師試験、合格率100%達成!尽力いただいた受験者および協力いただいた小沼研究室の学生の皆様に感謝申し上げます。

2019.3.13.

千葉科学大学紀要第12号に、昨年卒業した増田君の論文「神栖市におけるペットロスの現状と課題(増田 翔, 小沼 守, 内川隆一. 12: 55-59. 2019)」が掲載されました。

2019.3.10.

平成30年度千葉県獣医師会獣医学術年次大会(TKPガーデンシティ千葉)にて動物看護分野で当研究室の押之見君が「乳用牛におけるアニマルウエルフェアの考えに対応した牛舎環境の検討」の口頭発表を行ってまいりました。そこで獣医師会長奨励賞を頂けました(小沼が代理で表彰式に参加)。今後の当研究室の学生の励みになるでしょう、誇らしいです。

2019.2.20.

ビジュアルで学ぶ動物看護学 第2版(緑書房)が発刊されました。小沼はエキゾチックアニマルの項を執筆しております。なお、次の新たな教科書も作成中、ご期待ください。

2019.2.16-18.

 第15回日本獣医内科学アカデミー学術大会(パシフィコ横浜)にて動物看護分野の口頭発表の座長および審査員をしてまいりました。次年度は新しく日本動物看護学会の共催セッションがありそうです。また、続いて18日には東京農工大学で動物病院経営学の講義をしていまいりました。

2019.2.2

 第30回日本臨床微生物学会総会・学術集会(グランドニッコー東京、台場)にて医療危機管理学科の大島先生との共同研究である「市中Clostridium difficile感染症における感染源としての伴侶動物の役割(大島利夫、小沼 守、浅井さとみ、宮地勇人)」のポスター発表をしてまいりました。

2019.1.12

 災害時動物支援研究会(DAAG)の顧問である小沼が、ペット救急員のインストラクター資格を取得しました。DAAGのメンバーは本学で講習を受ければ認証も授与できるようになりました。詳細はトピックへ。

2018.12.07

  小沼が執筆させていただいた「エキゾチック動物の3大疾患Ⅲ フェレット:リンパ腫」(エキゾチック診療.Vol.10, No.4, 14-25, 2018, インターズー)が発刊されました。

2018.12.01

  イオン幕張新都心 ペットモールにて、第3回公開講座を小沼が「飼い主として知っておくべき心と物資の準備とは」の講演を担当しました。

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2018年1-11月の小沼研究室活動.pdf
PDFファイル 624.9 KB

研究室メンバー

小沼 守  Onuma Mamoru

【学外団体関係】

  • 獣医アトピー・アレルギー・免疫学会学会:運営委員・技能講習制度委員・編集委員
  • 日本獣医エキゾチック動物学会:監事
  • 日本動物看護学会:常任理事・編集委員
  • NPO法人コンパニオンラビット協会:監事
  • NPO法人獣医学教育支援機構:vetOSCE委員
  • NPO法人日本捜索救助犬協会:顧問
  • 全国動物保健看護系大学協会:幹事・カリキュラム委員

【資格】

  • American College of Veterinary Emergency and Critical Care, RECOVER CPR Training & Certification, No.JPNR0075
  • Pet Saver Instructor(Pet Tech, Inc/日本防災教育訓練センター)
  • 防災危機管理者(教育システム支援機構)
  • 日本医科大学模擬患者(SP)資格
  • 心理学検定1級(日本心理学諸学会連合)
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詳細プロフィール.pdf
PDFファイル 839.6 KB

         阿部 仁美 Hitomi Abe

            詳細プロフィールは以下↓

            http://www.cis.ac.jp/teacher/detail/143

★学部研究生

2018年は4年6名、3年3名、合計9名の学部生が所属しております。

4年生

Masafumi Atarasi

Yusuke Saito

Yukihiro Maeda

卒業生

Shoki Iimuro

Miho Enomoto  

Takehiko Oshinomi

Nami Takeo

Sota Matsuda

Himeka Wakao

3年生

Hiyori Ishige

Nanako Iwatani

Mizuki Osaka

Haruna Suwa


◆ Life 研究室の活動

  • 週2回程度の活動が基本です
  • 統一認定機構認定動物看護師試験対策講座:週1回順番で過去問を中心に試験対策を行い、月1回、災害時動物支援研究会と共に公開講座で発表します
  • ジャーナル・クラブ:週1回、各自が論文1つを紹介しディスカッションします
  • 小沼が責任者である社会人向けの災害時獣医療支援人材養成プログラムの運営補佐
  • その他:研究室の掃除、実習手伝い、災害時動物支援研究会活動など
◆ Matching マッチング(この研究室に合いそうな学生さん)

  • 何より伴侶動物が好きだ
  • 認定動物看護師の資格を取りたい
  • 伴侶動物の病気を深く知りたい
  • 「なんで?」と探究心を持てるひとになりたい
  • せっかくの大学生活だから何かに打ち込んで燃え尽きたい
  • 研究によってうまくいけば臨床現場で何かに役に立てたらいいなと思っている

研究生・大学院生・共同研究企業募集中

伴侶動物に関する研究をしたい学生(大学院)、社会人で学位取得を目指す方、共同研究を希望する企業を募集しています。まずは相談ください。 

ペットのサプリメントに関する受託研究:2017年2件、2018年2件、2019年4件

その他のペット関連産業との共同研究:2017年2件、2018年2件、2019年2件

 

問い合わせ先:monuma[a]cis.ac.jp *[a]を@に変えてください。