水生動物学コース

・カリキュラム

     講義|lecture

     実習|Practice

     演習|Seminar

・施設-設備

     養殖施設|Facility

     実験室|Laboratory

     種苗生産室1|Seed room1

     種苗生産室2|Seed room2

・好適環境水

     機能|Feature

     応用|Application

     特許|Patent

・就職先

     紹介|Introduce

・社会貢献

     講演|Lecture

・サークル活動

     フィールドワーク|Fieldwork

     アクアリウム|Aquarium


 

 

    水生動物学

 

 ようこそ,水生動物学コースへ!

 今,海に起こっていること.ご存知でしょうか?世界的に魚介類の需要が高まっていること.乱獲などにより魚が獲れなくなっていること.全世界の漁獲量の半分以上が養殖となっていること.地球温暖化や海洋汚染などの環境変化により,絶滅危惧種が増えていること.などなど,一度は耳にしたことがあると思います.私たちになじみ深く,豊かな海をこれからも守るためには何が必要でしょうか?

 水生動物学コースでは,水圏生態系の成り立ちをよく理解し,水産資源の保全や育成が行える人材を育成します.人と水生動物との共存.これからあるべき海の危機管理について,ぜひ一途に取り組んでいきましょう!

    コンセプト

 水生動物学コースでは、水圏生態系を理解し、水生動物を育てる知識を養うための講義を行っています。これらを通じて、水生動物に関する理論や技術、危機管理を学びます。また、海に恵まれた銚子の豊かな自然環境のもとで、「目で見て、手で触れて学ぶ」をモットーに、多様な実習プログラム(ダイビング実習・動物飼育実習など)を行っています。詳しくは「講義・実習・学習風景」をご参照ください。

 近年、流通システムの発展と食文化の多様化に伴い、日常的な魚介類の食習慣が世界的に広がりつつあります。さらに、魚介類由来の動物性タンパク質、EPAやDHAなどの成分が、疾病予防や健康増進に効果的であることが広く認識されてきたため、魚介類への関心が世界的規模で高まっています。このような背景から、養殖を除く世界の漁業生産量は年々増加し、1990年代後半に約9000万トンに達しました。しかし、その後頭打ちとなっています。必然的に天然資源への漁獲圧が高まり、漁獲漁業は限界を迎え、現在では世界の漁業生産量の半分以上が養殖で賄われています。このような現状に対応すべく、この施設では「好適環境水」など最新の陸上養殖技術を導入し、「フィッシュファクトリー」の実用化を目指して研究を行っています。

    担当教員