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    紹介

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    現場で活躍する卒業生

赤平英駿 様

(三国屋建設株式会社)

 

   私は水に関係する職業に就きたく千葉科学大学に入学し様々なことを学ば瀬ていただきました。当大学ではどの職業でも共通して生かせる講義・対人関係と4年間でとてもいい経験ができたと思っております。

特殊な職業に就いたため学んだことを生かせる場は多くありませんが、三国屋建設と言う会社に就職しました。当社は大きく分けて5つの部門、土木・船舶・潜水・サルベージ・調査測量があり、また私が所属している鹿島支店潜水班は5つの部門すべてに携わるため、作業や内業と多種多様に対応していかなければなりません。

 潜水作業は、「潜水調査(水中磁気探査など)、捨石均し、掘削、溶接・溶断、ブロック据付、他多数」と様々な作業があります。「視界・動作・音」が制限されることに加えて、潜水状態により「作業時間と範囲」が限られていますが、作業内容自体は陸上作業と何ら変わりありません。


 しかし水の中なので常に危険と隣合わせで重大な災害に直結する可能性も高くなっているので、危機管理対策を入念に行い、気を引き締めながら日々作業に当たらせてもらっています。

 私は、潜って作業がこなせてこそ潜水士だと思うので、様々な現場で様々な業種の方から技術・技能を学び、身につけて次にどう生かすかを考え、他社・各支店の潜水士に負けない〝水の職人″になれるように、日々努力を重ねていきたいと思っています。

 

 


松本芽生 様

 

(株式会社マリンテック ダイビングショップS2CLUB 東京店 勤務)

 

 2017年3月卒業

 私はPADI というダイビング指導団体のインストラクターの資格を取得し、現在スクーバダイビングのインストラクターの仕事をしています。都内のショップなので主要な駅でお客様をピックアップして主に静岡県伊豆の海へ潜りに行っています。

基本的な仕事は車の運転、器材の準備で、お客様のサポートとしては海の中の安全管理・水中ガイド・講習などをしております。

海の中に潜る時間よりも陸でご一緒する時間の方が長いのでコミュニケーション能力も必要になります。

 

大学生の頃学校やアルバイト先で様々な年齢の方と接することで、話し方やコミュニケーションの取り方、トラブル時の対応力を身につけたことが今とても役に立っています。

ダイビングという1つの趣味に性別や年齢、職業もバラバラの方が集まって休日を楽しむ、そのお手伝いやコーディネートができる最高の仕事だと思います。


 もちろん楽しいだけではなく、海という自然の中で絶対の安全はありませんので、海のコンディションやお客様のレベルからその場所で安全に潜ることができるのか、違うポイントに移動するべきなのかを即座に判断しなくてはなりません。

そういった部分では、危機管理学部で学んだ考え方がベースになっていると思います。

 

就職にはインストラクターの資格が必要なので、在学中からインストラクターになるための講習を受けたり経験を積む必要がありました。学校との両立は大変でしたが、先生方の協力があり、在学中に経験を積んで卒業後に開催された試験で合格することができました。

 

大変なことや体力勝負な部分がある仕事ですが、自分の中での楽しみ方を見つけて自分なりに勉強をすることで、新しい知識やできることを増やすと新しい視点から楽しめると思います。