水生生物の研究には、飼育、ブリードの技術が必要不可欠。熱帯魚、海水魚、カニ、水草、テラリウム、植物など...
水生生物以外にも、世界の生物の"危機"は迫っています。クラブ アクアカルチャーに入部して、楽しんで、そして学んで生物学を極めましょう。
アクアカルチャーは日本語で"養殖".
クラブ アクアカルチャー(C.A.C)は本大学でおこなわれている「好適環境水」について,先行的に研究をおこない,また水生生物の繁殖技術を養うことを目的として活動をおこなっています.
<水生生物学コース部員 M.K氏の自宅水槽>
水草水槽にルドウィジア、グロッソティグマ、レッドカモンバが植えられています。
蛍光灯2灯、LED1灯の生育環境です。
また、水草水槽を美しく管理するために、CO2の添加は欠かせません。生物学的に植物は光合成をするので、水槽でCO2(二酸化炭素)は不足するためです。
<CAC クラブアクアカルチャーの水槽部屋>
CACの種苗室2は、すでに部員たちの魚、水草、植物で稼働中。磯で採ってきた生体を飼う部員や、カエルを飼う部員もいます。
<野外フィールド調査に定期的に行く部員も...>
磯採取の際に写真で撮ったウミウシの一種。ウミウシの飼育は、餌が不明であることがおおく、難易度が高いです。
珍しい生物としては、ウロコムシ、ウミグモ、ヤガラなども採取できました。
車を運転する部員は、夜中に干潮時海での採取で、データを取っています。
<千葉県周辺の野生生物調査に行くことも...>
学生が調査に同席して、絶滅危惧種や外来種などの調査を山、林、川、保護区などで調査することもあります。(希望制で)
写真は神社の林床に生えていたカエデの木。
他にヒダリマキマイマイ、イチョウウキゴケ、マツバイ、絶滅危惧種のマルタニシも発見。
<ヒダリマキマイマイ>
普通のカタツムリとは違い、右巻きではなく、殻が左巻きである種類。数多く生息している。3匹採取した。
<スジゴケの一種>
神社の巨木に付いていた苔の一種。乾燥を好むスジゴケである。神社にはこのような苔の種類が多かった。
<ツイッター ブログ 展示水槽の管理も>
ツイッターや八角形水槽でCACをPR。
このサークル、水生生物の飼育の意義や魅力を知ってもらう活動もCACは行っています。
<千葉科学大学の景色Ⅰ>
水平線と、海の景色が夕日の光を見ながら一望できます。
晴れた日であれば、ほぼ毎日見られる景色です。
<千葉科学大学の景色Ⅱ>
湿度の多い日はよく濃霧が発生します。前が見えなくなるほど発生することも。
風が強い日も多いですが、霧の日も頻度が多いです。